両膝痛と、いろいろなところが痛い
先日、両膝の痛みと体のいろいろな個所が痛いと来院された60代女性のお話です。
Ｎさんは、介護の仕事をされていて、1年ぐらい前から両方の膝が痛み出し、
当院には親戚の方から、「いいから行ってみろ」と勧められ来院されました。
初めて来られた時は、正座が出来なくなり、下り坂が特に痛いと仰られて、
まだまだ元気に介護の仕事をしたいとのことでした。
当院独自の検査で確認したところ、原因は脛骨上部の内側、腓骨下部、
大腿下部の前の筋肉、これらが歪んで膝の痛みを起こしていました。
Ｎさんに、これらの歪みを作った癖を伝え、歪んだ個所をもとに戻して
いくと膝の曲げ伸ばしをしてもらうと、痛みは半分以下になり、週1回
施術を4回ほどで正座も出来るようになり、下り坂も痛みもなく普通に
歩けるようになりました。
同時並行で腱鞘炎が両手首にあったのと偏頭痛、坐骨神経痛が少しあったのも
そうなった原因を伝え、元に戻して改善しました。
Ｎさんは、日常の癖がこんなにも影響がでるのかと驚いており、今後は気をつけて
大事に身体を使って生活していかないとと笑顔で帰られました。
介護の仕事も元気に出来ているとの事でした。
病院で「膝の軟骨が擦り減っている、年だから上手に付き合って行ってください」
など言われても、そんな言葉は信じないでください。
膝が悪くなるのには原因が必ずあります。決して年のせいでもないし軟骨が
擦り減っているわけではありません。
軟骨が擦り減るのは誰でも減りますし、年は誰でもとります。
そんなのが原因であれば誰でも膝が痛くなります。
早く原因に気づいて元気に過ごしていってもらいたいです。
当院は膝の痛みで悩んで来院される方が沢山います。
膝の痛みでお困りのご家族や友人知人がいらっしゃれば、いつでもご相談ください。
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